出産するならどこ?出産する病院・産院の選び方☆確認すべきポイント

妊娠・出産・育児スキル
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妊娠したのち考えなければならないのがどこで出産するのかということ。病院を決めて出産の予約することが必要ですが,病院と言っても出産できるところは個人病院・総合病院・助産院など様々あります。何を基準に選ぶべきか,違いは何なのかわからないことも多いですよね。

私自身2人の子供を出産しましたが,1人目は個人の産院で,2人目は切迫早産だったため総合病院での出産となりました。

この経験から,出産場所を選ぶにあたっての確認すべきポイントや実際に体験した病院ごとの違い・特徴をまとめました。

確認すべきポイント

自宅からの近さ

産前・産後ともに健診に通うことを考えても家から近い方が楽ですし,何より,妊娠後期ともなれがいつ何が起きてもおかしくありません。すぐに病院に行ける方が安心ですね。

私はスピード出産タイプで2人目の出産は陣痛に気づいてから出産まで1時間を切りました。陣痛が12分間隔であることに気づいて病院に電話した10分後に家を出るころには陣痛間隔は2分に…車で10分以内の病院についた時には破水しました。今思えば病院が遠かったら,車で破水して出産していたかもしれませんね…。そんなこともあったりしますので,近い病院をお勧めします。

希望する出産方法が可能か

●立ち合い出産
●無痛分娩・和痛分娩 など

そのほかにも希望する出産スタイルがあると思います。立ち合い出産は基本的に可能なところが多い印象ですが,コロナ禍という特殊環境であるた現在は禁止しているという産院・病院も多いようです。

また,立ち合い出産には病院の両親学級を受講が必要など条件がある病院もありますから,あらかじめHPで調べたり直接病院に問い合わせて確認しておく方が良いと思います。

無痛・和痛分娩に関していえば,大きな病院でも無痛分娩は推奨していない病院もあれば,個人病院でも無痛・和痛分娩が可能なところもありますので確認してみましょう。

希望する授乳方法ができるか

産院によっては完全母乳育児を推奨している病院もあります。お母さんの希望に沿って対応してくれる病院が多いと思いますが,

「絶対母乳で育てたい!」

「絶対ミルクで育てたい!」

など強い希望がある場合は確認しておく方が安心です。

費用

出産時,出産一時金が使えるので42万円までは一時金で賄えます(2021年時点)。そのため,

【入院費用-42万円=自分の支払う費用】

になります。

その病院もだいたいの費用に関しては問い合わせをすると教えてもらえます。

ただし,それに

【部屋代】

【出産した時間帯による追加料金】

【無痛分娩の費用】

【その他かかった医療行為の代金(点滴や帝王切開など)】

が追加されるので,その費用も含めて確認しておく必要がありますね。

部屋のタイプ

個室のみの病院もあれば,2人部屋・4人部屋・6人部屋など大部屋タイプのみの病院,大部屋・個室が混在している病院など様々です。

「1人の部屋でゆっくりしたい」

「1人だと寂しいから大部屋で過ごしたい」

など希望がある場合は部屋のタイプも希望があれば確認が必要です。

また,費用の部分でもお伝えしましたように,部屋のタイプは出産費用にもかかわってきます。個室は差額がかかる場合が多いですし,大部屋でもタイプによって差額代がかかることがあるので,【部屋代×入院日数】がかかります。

食事

出産を経験してみて思うのは,入院中何が一番の楽しみかというと食事でした。

出産した後はしばらく外食はできません。赤ちゃんのお世話に追われて食べたいものを時間をかけて作ることも難しくなりますから…。

私は基本的に食事がおいしそうなところを基準に選んでいましたね(笑)

個人病院は入院中の食事に力を入れている病院が多い印象です。

シェフを雇っていたり,出産後のお祝い膳を用意してくれている産院も多いともいます。

1人目のときの個人院はローストビーフやデザートなどのあるお祝い御膳もありましたし,3時のおやつも手作りでした。

総合病院は,病院食が提供されます。そのため,個人病院のようにお祝い御膳やシェフの作ったような食事は基本的には食べられないところが多いイメージです。

病院食でも充分おいしいですけどね。

病院によってはHPに食事の内容を載せているところもありますので確認してみてください☆

面会の有無

通常であれば面会はほとんどの病院で可能だと思いますが,コロナ禍であるために今は確認しておく方が安心です。

私も出産場所を検討する際にいくつか病院に確認しましたが,面会は一切禁止というところもあれば,市内で2週間以上過ごしている特定の1名のみ面会可能というところ,PCR検査の結果があれば県外の人でも面会可能というところ,旦那さんのみ面会可能というところなど本当に対応は様々でした。

 

私の出産した病院は面会禁止でした。面会がないと,荷物を持ってきてもらったり洗濯を持ち帰ってしてもらうこともできないので,入院時の荷物が少し変わってきますね。病院内に売店もありましたが,飲み物などすぐに購入できないことも考慮して多めに持って入院しました。

+α 病院の種類による違い

私自身は個人病院と総合病院での出産を経験していますので,それをもとにどんなところが違ったかをまとめてみます。

まず・・・ここでいう個人病院と総合病院とは

個人病院

診療科目は産婦人科に特化したものがほとんどです。総合病院に比べれば医師は少人数です。

総合病院

産婦人科以外に複数の主要な診療科が存在しており,医師の数・ベッドの数が充実しています。

出産のための来院時の受付

個人病院は病院に入りさえすれば受付ができますので,受付は簡単で迅速です。また,手続きも柔軟な印象で,私自身1人目も破水からあっという間にお産になってしまったのですが,慌てて入院となっても入院手続きを気にする必要は全くなく,お産が終わってから「入院の手続きっていつしたっけ?」と思う程度でした。

総合病院はほかの診療科もあり,平日日中は病院の総合受付での受付が必要で,夜間の分娩時も救急外来の受診となるため他の救急外来受診患者さんと同様に手続きが必要です。

今回2人目の出産で一番不安で,案の定苦労したのがこの出産時の受付です。深夜に陣痛が始まり,病院に到着して破水。陣痛が2分間隔の激痛の中,診察券を出したりして受付をすることに…。その30分後にはわが子を出産しました…。これが平日の昼間だったらと思うとぞっとしました。ほかの外来患者さんがたくさんいる中で,痛みに苦しいみながら受付をしなければならないのですから…。

診察までの時間(外来の待ち時間など)

個人病院の方が診察までの時間が短く,予約時間に近い時間で診察になります。

それに対して総合病院は予約時間に対して30分~1時間程度早めに病院に行き,さらに30分~1時間遅れての診察は普通にあります。

理由としては…

1,総合病院の方が患者・利用者が多い

2,総合病院では,診療科関係なく同じ検査室で検査をしてから各診療科を受診する形が多いため,検査があるときは各検査室でも順番待ちが必要

3,個人病院では採血含む検査は別の施設に送り,後日の健診で結果を聞くことが多いが,総合病院は病院内で結果が出てから診察の場合が多い

などがあると思います。

医師の診療(違う医師と同じ医師)

個人病院は医師の数がそもそも少ないので同じ医師による診察が基本です。

それに対して総合病院は様々な医師の診察を受けることが多いと思います。

私のお世話になった総合病院では,妊婦検診は検診担当という当番制になっているようで,様々な医師が担当していました。検診で会う医師と出産時・入院後に合う医師もまた別の方でした。

産後の検診(母子一緒にか別にか)

個人病院は赤ちゃんの1か月検診とお母さんの1か月検診を一緒に行ってくれます。そのため,病院に1度行けば一緒に検診してもらえます。

総合病院は小児科・産婦人科を併設している病院の場合,赤ちゃんの検診は小児科で,お母さんの検診は産婦人科で行うことがあります。そのため,産後に各科の検診を受診しなければなりません。

私の出産した総合病院はお母さんの産後検診には赤ちゃんは連れていけなかったので,わが子は完母だったので自宅で両親に見てもらっている間泣いてしまわないか不安でしたね。

まとめ

自分の出産経験から,出産する病院選びで確認すべきポイントをまとめてみました。出産は人生の中で大きなイベントです。ママ・家族・そして生まれてくる赤ちゃんにとってよりよい環境で人生の大切な瞬間を迎えたいですよね。きっと,どこでの出産を選んでも,スタッフの方々はそんな瞬間を温かくサポートしてくれると思います。

自分の選んだ場所で素敵な瞬間を迎えられますように。

mamamaru🍀

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