4歳のわが子が「お弁当自分で作りたい!」というので,
どこまでできるのかしらと思いつつも子供主体でお弁当作りをしてみました。
なかなか時間はかかりましたが,とても楽しくつくれました。
「子どもメインでできないところはお手伝いする」というスタンスで行ってみましたので,実際に作ったお弁当のメニューやかかった時間,子どもの様子などご紹介します☆
まずはメニューを子供と相談
お弁当作りはまずはメニューを決めることが大事!と思い,前日に子供とメニューを決めました。
最初から全部子供に考えてもらうのは難しいので,普段幼稚園のお弁当で入れているようなメニューで主食のご飯かぱん・野菜のおかず・お肉かお魚おかずの3種類をそれぞれ数個ずつ考えておいて,子どもに選んでもらう形にしました。
おかずに関しては作るのに手間がかかりすぎないもので,なるべく子供だけでも作れそうなものを考えておきました。
選ぶ時は,赤・青・緑を入れるとおいしそうに見えること,自分が食べられるものであることを伝えておかずを選んでもらいました。
メニュー
・おにぎり(梅・おかか)
梅おにぎりは中に具として梅干しを入れ,おかかおにぎりはめんつゆとおかかを混ぜたものをご飯に混ぜ込みました★
・卵焼き
卵3個,砂糖小さじ2,根昆布だし小さじ1をすべて混ぜて油をひいた卵焼き器で焼きました。
・ミニトマト
洗ってへたを取るだけです。
・ブロッコリーの胡麻和え
冷凍ブロッコリーをゆでて,すりごま・砂糖・醤油を混ぜたものにブロッコリーを入れて和えて作りました。
・ささみのチーズ焼き
参考レシピ↓↓
・ウインナー
お花形ウインナーにしました↓↓
かかった時間
7時30分作業開始
9時から9時30分まで30分休憩(見たいテレビがあったので…)
9時30分から再開して10時30分完成★
★★★total 2時間30分で完成しました★★★
作ってみた様子
どこまでできた?お手伝いはどの程度?
●おにぎり
子供用・大人用で大きさを2種類作りました。
三角握りは難しいので茶巾絞りのようにラップにご飯を包んで絞り,丸くしました。
ご飯や具をのせる手伝いを少ししましたが,子どもがほとんど1人で作りました。
●卵焼き
卵を割る,溶く,調味料を入れて混ぜるところは子供が1人でやりました。
焼くところは一緒に行いました。
きちんと中まで火が通るように焼きあがったものを電子レンジでチンしました。
●ミニトマト
へたを取って洗うだけなので子供でも簡単にできました。
●ブロッコリー胡麻和え
冷凍ブロッコリーをゆでるところも見守りながら行いました。
調味料計量スプーンの使い方を説明して自分で頑張っていました。
●ささみチーズ焼き
生肉を触った手でいろんなところを触ってしまうと食中毒など心配なので,生肉の下準備はあらかじめしておきました。下準備はささみのすじを取り,4等分にしておきました。
子どもには,焼くところから(フライパンにチーズを置き,その上にささみを切ったものをフォークで刺して乗せるところ,その先のひっくり返すとこ)をやってもらいました。お肉の焼き具合はきちんと確認させてもらいました。
●ウインナー
今回はお花の形になるように切りました。
ウインナーを半分に切るのは子供が,*の切り込みは大人がやりました。
子どもの様子
野菜を調味料に和える,混ぜるということは今までやったことがありましたが,自分で計量して調味料を混ぜるということがとてもうれしかったようです。胡麻和えの調味料が混ざったものをちょっと味見すると「いつもの胡麻和え!!」ととてもうれしそうでした(^^♪
卵焼きは卵焼き器・フライ返しを使ってはじめて卵焼きを焼きました。卵をひっくり返しながら巻いていくのはやはり難しいようでしたが,自分でも頑張って巻いていました。途中から一緒にフライ返しを持ちつつ焼きましたが,それでもうまく返すことができると「できた!」と達成感を味わっていたようです。
ささみチーズは,ひっくり返す作業を自分で頑張りました。ひっくり返すとささみやチーズ同士がくっついてしまい苦労していましたが,くっついたものを離すのをお手伝いした程度でほとんど自分でできたので達成感が強かったようです(^^
作る人の特権!ということで1つ味見をしてみると「チーズおいしいね☆上手に焼けてるね!」と目を輝かせていました。
おにぎりはちょっと具が出てしまったりすることもありましたが,そこは気にせず(^^♪まとまっていればOK!「お父さんのは大きく…」「(弟の名前)のはちいちゃく…」と自分なりに考えて大きさを決めていました。
最後にお弁当を詰める時はおにぎりをまず詰めてもらい,そのあとにおかずを好きに入れてもらいました。「ここがあいてる!」「お肉が少ないかな・・・」と4つのお弁当箱におかずを頑張って詰めていきました。おままごとでもよく箱に食べ物を詰めてお弁当を作っていたわが子は,本物のお弁当箱に本当の食べ物を自分で詰められるのがすごくうれしかったようです(^^♪
完成すると,「できたよ!!」と完成したお弁当を見つめてご満悦(^^♪
「おいしそうだね!1人でできたね!」と達成感が得られた様子でした(^^♪
今回は前日の夕方にメニュー決めをしたのでお買い物に一緒に行けませんでしたが,今度はお買い物の段階から一緒に行きたいなと思いました。
「子どもとお弁当作り」はここがいい!
お弁当作りは切る・ゆでる・和える・炒める・焼くなど様々な調理法を体験できます。
また,料理全般に言えることですが,子どもなりに頭を使います。おにぎりの大きさ,フライ返しでひっくり返すにはどうしたらよいか,どうしたらお弁当にたくさん詰められるか…おもちゃだけではなかなか考える機会がないようなことをお弁当を作りながら考えることができるのかなと感じました。
お弁当作りをしてみてわかった必要な準備・ポイント
・子供と作ることを考えてメニューを決めておくこと
4歳では包丁を使って切るものは1~2個程度がのぞましいと感じました。
普段何気なく作っているお弁当の簡単おかずも,子供が作るとなると難しい場合もあります。最初はブロッコリーの胡麻和えをピーマンのおかか煮を作る予定でしたが,ピーマンを千切りするにもかなり時間がかかります。遅くなるとつい手伝いたくなりますし,私は「早くしよう」とつい言ってしまいがちです…なので,慎重に,でも時間をかけ過ぎたくないので,包丁で切るメニューはウインナーと卵焼きだけにしました。
・どこまでこどもにやってもらうか考えて下準備しておくこと
子供とのお弁当作りには,特に初めての場合はかなり時間がかかるので,メニューを決めたのちに,どこまでこともができそうか,どこをやってもらうか考えて,難しい部分はあらかじめ大人が下ごしらえしておくことが重要だと思いました。
すでに準備が済んでいればお弁当作り中に大人が介入する機会が少なくなるので,子ども自身も「自分で作った!!」という達成感もより得られやすいと思います。
・作る手順を考えておくこと
今回は「ブロッコリーゆでる⇒卵焼き⇒休憩⇒胡麻和え⇒ウインナー⇒ささみチーズ⇒おにぎり⇒詰める」という順で取り組みました。おかずに関してはゆでたり焼いたりした後に少し冷ましておく必要があるもを先に作ったり,切るものはまとめて切って包丁を長くキッチンに出しておかなくて済むように考えて計画を立てておきました。
1つ1つに時間がかかるので,冷ます必要のあるものを先に作っておくと,冷めるのを待っている間にほかのものを作ることができて時間短縮になります。また,危険なもの(包丁や火)はなるべくまとめて使ってすぐに片付けることも子供と料理するうえでは大切かなともいました。
・急かさないこと
お弁当は品数が多いので「次はこれ!次はこれ!」と進めたくなりますが,包丁や火を使うメニューもあるので,焦らせることなく安全に,でも子供主体でできることが理想的です。そのためには今まで書いたように,メニューを決めておくこと・下準備をしておくこと・手順を考えておくことが重要だとおもいます。
+α ピクニックごっこ
ちょうど雨の日でお出かけもできなかったので,作ったお弁当を使っておうちの中でピクニックごっこをしてみました。普段は食事をしないリビングでレジャーシートをひいて,てづくりのお弁当を食べました。せっかくなので水筒も用意★
外じゃなくても,家のいつもと違うところでお弁当を食べるのはなんだか大人もわくわくしました。
「僕の作ったお弁当だよ!!」と作った上の子もさらに嬉しそうでした(^^♪
今度は手作り弁当をもって外にピクニックに行ってあげたいなと思います★
まとめ
4歳の子供とお弁当作りをしてみた様子をご紹介しました。
台所育児の本を読んでから,できる時だけですが子供とお料理をするようにしています。
しかし,しっかり1食分・お弁当を作るのは初めてでした。子供とほぼ半日キッチンに立つのは大変ではありましたが,子どもが自分で考えて作る様子に成長を感じ,私にとってもいい経験になったなと思います。
お弁当といっても,難しいおかずを作る必要はなくて,サンドイッチだけ,おにぎりだけでも子供が満足できれば十分楽しいお弁当作りになると思います☆
大切なのは子供と考えて子供と一緒に作れることだと思います。
雨の日はなかなかお出かけできないですし,朝から一緒にお弁当を作っておうちピクニックごっこはとても楽しいとおもいます☆
子どもとのお弁当作りに時間がかかるのは当然なので,時間と心に余裕があるときに是非お試しくださいね(^^♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
mamamaru🍀
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