自宅での授乳になれてきたころ,外出先での授乳がうまくいかないという問題に直面しました。
授乳がへたな私が直面した外出先での授乳問題…
どのように解決したのか,挑戦した授乳方法をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
□ 母乳を授乳している赤ちゃんとこれから外出の機会を増やしたいけど,外出先での授乳の仕方がわからない
□ 自宅で授乳クッションを常に使用しており,外出先での授乳クッションなしの授乳がうまくいかない
□ 外出時に授乳クッションを持ち歩いており荷物が多い
外出先実践!〈抱き方別〉授乳クッションなし授乳方法
前抱き
方法1 授乳クッションの代わりになるものを組み合わせて利用する【使えるもの3つを紹介】
私はリュックタイプのマザーズバックを使っていたので,その上にタオルなどを敷いて授乳クッションの代わりにしていました。
カバンがある程度の幅・高さがあり,さらに膝や太ももの上にバックを置くので,ある程度の高さが出るため比較的この方法は安定して行えました。
私は定番のエルゴの抱っこ紐を使用していました。
エルゴの抱っこ紐はまとめてカバーに収納してもある程度の大きさがありますが,マザーズバックよりは小さく,赤ちゃんが小さいときは高さが足りないことがあったので,抱っこ紐をカバーに収納した状態で腰のバックルを止め,その下で足を組んで高さを出していました。
抱っこ紐は小さなときほど必須なアイテムなので,外出時は必ず持ち歩くと思います。そのため,新たに荷物を増やさなくでもよいのがメリットです。
赤ちゃんが小さいときは抱っこ紐・マザーズバックでも高さが足りない時に追加で使用する形でしたが,赤ちゃんが大きくなってきたり,腰がすわってきたころには,バスタオルやブランケットを畳み高さを出すだけでも授乳のしやすさが変わりました。
欠点としては,タオルやブランケットだけである程度の高さを出そうとすると,
それなりにかさばる大きさのものを持ち歩かないといけない点です。
冬はベビーカーに暖かブランケットを付けて使用することがありますが,夏場はバスタオルを使用するとしてもそこまで厚手のものは持ち歩くことは少ないですよね。
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方法2 座り方を工夫し,その上に子供を乗せる【座り方3つを紹介】
授乳室の椅子にもよりますが,広い授乳室で長椅子やソファーが設置されている場合はこの方法を利用していました。
あぐらをかいた膝に肘を乗せて赤ちゃんを抱っこするとある程度の高さが出ます。
さらに高さが欲しいときは壁やひじ掛けに膝を立てかける形にするとさらに高さを出すことができ,腕も楽に授乳できました。
欠点としては床に座れる場合やソファーなどの広めのスペースが確保できる場合のみに限られる方法といえます。
椅子に座って足を組むことで高さをだし,その上に自分の腕と赤ちゃんをのせます。この方法は赤ちゃんがある程度大きくなってから実践していました。それまでは上記記載したように,足を組んだ上に抱っこ紐やマザーズバックを乗せていました。
体育すわりをして,太ももと胸の間のスペースに赤ちゃんをはめ込む形で横抱きして授乳します。youtubeでも紹介されています。
この方法は何度か実践してみたのですが,私のやり方が悪いのか,赤ちゃんが苦しそうでうまくいくことがかなり少なかった方法です…
方法3 おすすめ☆授乳用の椅子を授乳クッション代わりにする
後に写真も載せてますが,授乳室にはたいてい椅子かソファーがおかれています。
その椅子やソファーに赤ちゃんを横向きに寝かせてささえ,お母さんが地面に正座などして座ることでおっぱいの高さを赤ちゃんの口元に合わせて授乳します。
この方法は,赤ちゃんが乗る部分が広く安定しているので,比較的落ち着いて授乳できることが多いように思います。私の中では赤ちゃんが泣くことなく授乳できた最も成功率が高い方法です。
欠点はしゃがみ込んだり地面に座ったりしないといけない点が挙げられます。
地面に座るのは…と思う方もいると思いますが,小さな敷くもの(100均にもある1人用レジャーシートなど)を持っておけば安心です。
授乳用にバスタオルを持ち歩くくらいなら,1人用レジャーシートの方が断然かさばりません。
脇抱き
方法1 授乳クッションの代わりになるものを組み合わせて利用する【使えるもの3つを紹介】
脇抱きの場合,足の分の高さもないため一番荷物の中で大きなマザーズバックを高さが出るようにおくようにしていました。
それでも高さが足りないことがあったので,
マザーズバック + 抱っこ紐
マザーズバック + タオル・ブランケット
など組み合わせて使用していました。
ただしこの場合は,いくつかのものを積み重ねて授乳クッションの代わりにしているため不安定になりやすいです。
赤ちゃんが落ちてしまうことのないよう,十分気を付けてください!
赤ちゃんがある程度大きくなってからは,赤ちゃん自体が大きくなり高さが出てくるのと,乗る場所が小さくなり転落のリスクが高まるのでマザーズバックを授乳クッション代わりに使用し,その上に赤ちゃんを乗せて少し前かがみになって授乳していました。
方法2 おすすめ☆授乳用の椅子を授乳クッション代わりにする
この方法は,前抱き同様脇抱きでも落ち着いて授乳できることが多いように思います。前抱き同様,私の中では赤ちゃんが泣くことなく授乳できて最も成功率が高い方法です。欠点は前抱きの時と同様です。
縦抱き
赤ちゃんをお母さんの太ももに縦に座らせて行う形の授乳方法です。
赤ちゃんが座ることで高さが出るので物は必要ないですし,外出向きの授乳方法ですよね。
赤ちゃんの腰が据わる前から実施できている方もいるようですが,授乳へたの私と飲むのが苦手なわが子にはそんなに早い時期からは実施できず…腰が座ってから何とか練習を始めましたが,自宅でもうまくできず,結果,外出先でも成功したことがありませんでした…
授乳方法は,赤ちゃん・お母さんによってあうあわないがありますよね…
外出先での授乳クッションなし授乳の不安をより軽減するには
授乳室の情報をあつめる【おすすめアプリ紹介】
①授乳室を確認しておく
これから出産を控えている方は,ぜひ赤ちゃんが生まれた後に行きたいところの授乳室を機会があれば確認してみてください。授乳室の椅子ってこんな感じかとか,個室なのかとか確認しておくと産後役に立ちます。
産後のママは授乳を必要としない程度の外出の時に,いろんな出かけ先で授乳室を確認しておくと,様々な授乳室のタイプを知ることができるため,後々の授乳を必要とする外出の時に安心ですね。
②外出予定の場所のサイトを確認する
下見なんてしてる暇ない!
という急を要する外出ももちろんあると思います。そんなときは,訪れる予定の施設に授乳室があるのか,どのような設備なのかインターネットなどで確認しておくと安心ですね。
③アプリを使用して情報をあつめる(おすすめアプリ:ママパパマップ)
実際に使用したママたちが授乳室やおむつ替えスペースの情報を載せてくれているアプリです。
写真付きのものもあるの,行く予定の場所の授乳室を使用したことのあるママが情報を書き込んでくれていれば,事前に確認ができて安心です。
◎よくある授乳室の環境(椅子やお部屋の様子)
①個室:授乳椅子
②個室:ソファー
③半個室:カーテンでの仕切り+授乳椅子
④半個室:前はオープン,横のパーテーションのみ+授乳椅子
授乳椅子はこんな感じでひじ掛けがついているものがほとんどです。授乳室の中には荷物を少し置いたりできる程度の机がある場合も多いと思います。
自宅で授乳クッションなしの授乳方法を練習しておく
結局は練習が一番不安解消になりました。
自宅ならうまくいかなければ授乳クッションですぐ改めて授乳してあげられます。
そのため,自宅で外出先での授乳をシミュレーションして,授乳クッションなしでの授乳を練習しておくとよいと思います。
近くの授乳室を利用して練習し,外出先での授乳に自信を付ける【練習におすすめの場所を紹介】
おうちでの授乳練習に合わせて,近くの授乳室のある施設に通って授乳の練習をしていました。
私がよく行っており,初めての練習場所でおすすめなのが
児童館や子育て支援センターです。
慣れないうちは同じところで練習する方がコツがつかめて,
「ほかのところでもできるかも!」
と自信につながります。
そのため,何度も通って練習をしたのですが,お店では買い物をせず何度も授乳室だけを利用するのは申し訳ないですし,どのタイミングで赤ちゃんが泣きだすかわからず,新米ママにはハードルが高く…
それに比べて児童館や子育て支援センターは,
子どもと子育て中の親のための施設であり,子どもを遊ばせるスペースがあります。
授乳スペース・おむつ替えスペースももちろんありますし,周りにも同じママたちがいっぱい。赤ちゃんが泣くのは当たり前の空間です。
なので,授乳練習するには最適でした。
同年代の赤ちゃんのいるママ友や先輩ママと話しをしながら情報収集をしたり,授乳に関してもみんなどうしているかなど相談したりできました。一石二鳥…一石三鳥くらいにも思えました。これを機会に子育て支援センター・児童館デビューをするのもいいですね。
どうしてもうまくいかない…そんな時は
「授乳はあきらめて外出時はミルクにする」
外出時の授乳がうまくいかないからとママが悩みすぎてしまうくらいなら,外出時のみミルクにするという選択も十分ありだと思います❕
しかし,私はなかなかこの選択ができませんでした…
理由の1つめとして,わが子が新生児期に乳頭混乱を起こし,おっぱいから直接飲んでくれなくなった経験がありトラウマだったから…。
乳頭混乱は一度でも哺乳瓶を使用したことのある赤ちゃんは起こすリスクがあるそうですが,実際に乳頭混乱に直面して相当焦りました。今思えば,困ったらその先もミルクでもいいか!くらいの心の余裕があればよかったのですが,そんな余裕もなく・・・
理由の2つめとして,ありがたいことにおっぱいが出すぎて何度も乳腺炎になりかけた経験があったことが挙げられます。
乳腺炎の予防・改善には赤ちゃんにバランスよくおっぱいを飲んでもらうのが一番ですから。
この2つの経験が恐ろしすぎて,簡単にミルクという選択ができない精神状態にありました。
まとめ
実際に子供を産んで授乳してみて思ったことは,ほかの育児と同様に育児書などの情報だけではうまくいかないことが多々あるということです。
また,助産師さん・看護師さんが授乳方法に関して情報提供してくれているyoutubeやネットのサイトもあり,たくさん参考にさせていただきましたが,何せ経験値の違いがありすぎて,赤ちゃんの抱き方にすら慣れていない新米ママの私には,ネット上の専門家の情報だけではどうにもうまくいかないことがほとんどでした。
片手で新生児を安全に抱っこしてお仕事している助産師さんと,何とか両手でおっかなびっくり新生児を抱っこしている新米ママではやはりできることに差がありますよね…
そのため,周りの先輩ママやネット上の先輩ママからの情報収集はとても重要でした。私も自分と同じように外出に悩んでいるママの少しでも力になれればと思います。
ちなみに私は結局わが子が断乳するまでの間,旅行の時などは必ず授乳クッション持って出かけ,車の中で授乳していました(笑)それが一番安心だったので。私が使っていたリッチェルの授乳クッションは浮き輪のように空気を入れるタイプのものだったので,持ち運びは空気を抜いてしまえばかさばることもなく便利でした。空気の入れ具合で高さ調整もできるので,子どもの成長に合わせて高さ調整もできますし。購入検討中の方は候補の一つに☆
リッチェル ふかふか授乳クッション【送料無料 沖縄・一部地域を除く】 価格:1,980円 |
赤ちゃんとの外出の機会があれば楽しんでくださいね。
リラックスタイムのお供に☆こちらの記事もあわせてみてみてくださいね☆↓↓
最後まで読んでいただきありがとうございました。