実際にさまざまな色を見て・触れて・感じることで、子どもたちの感性を育てるのにおすすめと言われている【色水遊び】。
わが子にもやらせてあげたい!と思いつつ,低年齢での初めての色水遊びに加えて下の子がいたので,絵具を使うことで家の中が大変なことになってしまうのではないか・・・と不安がよぎりました。
そんな時,水遊びの導入に使えそう‼と考えたのが【お花紙】でした★
お水とお花紙を使った色水遊びを子供がとても楽しそうにやっていたので,やり方と反応をご紹介します☆
お花紙とは?
【お花紙】は飾りつけに使う花を作るときに使われます。選挙の時に当選した人に赤いお花を貼るときに使われていたり,入園・卒園式などのボードに飾りつけに貼られているお花はお花紙でできていることが多いかなと思います。
お花紙は水に入れると溶けて細かくなるそうで,お水に溶かすと色水遊びができると聞いたことがあったので使ってみました。
100円ショップでも5色セットなどで売っているので手軽に手に入ります☆
必要なもの
・好きな色のお花紙 (今回は100円ショップの5色入りのものを使用)
・小さめのペットボトル(今回はR-1のペットボトルを使用) 2~3本(たくさんあると便利)
・カップ 3~5個(たくさんあると便利)
・水を入れる容器(今回は100均の先端の細いマヨネーズ容器を使用)
やり方
①準備:好きな色のお花紙を縦に細く裂いておく
裂いておくとペットボトルに入れやすく,微妙な色の調整もしやすくなります。
②ペットボトルに好きなお花紙を入れていく
細く裂いた紙を入れる時に,ぎゅうぎゅうに入れすぎるとなかなか紙が溶けないのと,カップにあける時に中に紙が残りやすくなるので,ペットボトル1/3程度にとどめておいて下さい。
③お花紙の入ったペットボトルに水を入れ,キャップを閉める
キャップの締めが甘いと振るときに水が出てしまうので,大人がしっかり閉めてあげてください。
④お花紙と水の入ったペットボトルを振る
ひたすらシャカシャカ…。わが子は立ち上がってノリノリでシャカシャカしていました。
⑤お花紙が溶けて色が混ざり合ったら完成!!
ペットボトルがたくさんあればそのまま別のペットボトルに好きな色を作って楽しめます。ペットボトルの数に限りがあるときは,プリンカップなど用意しておいたカップにペットボトルの中身を出して,また次の色を作っていきます。
この時,通常の色水とは違い紙が溶けている状態なので,ペットボトルの中に紙が残りやすくなっています。そのため,カップにあける作業は大人が手伝ってあげるとよいと思います。
色水遊びをやってみた!こどもの反応は…
色水遊び以外にも,ひらひらしたお花紙を裂くのも楽しいようで,びりびり夢中で裂いていました。裂いた紙がひらひら飛んでいくのも面白いようで,お花紙自体が初めてだったのでいろんな刺激を受けたようです。
いざ色水遊び★
ピンクと水色を入れてシャカシャカすると,一気には混ざらず次第に紙が溶けていき混ざっていくので,絵の具とは違う色の変化の仕方をよく見ていました。遠全体を見れば混ざった紫色ですが,よく見るとピンクと水色の粒も残っていて
「紫だよ!!でも,ここはピンク!ここは水色だね!」
とよく観察していました。
絵具と同じように,同じ色を混ぜるとしてもそれぞれの量が違えば違う色ができるので,色の種類は少なくとも色水遊びと同じような体験ができていたと思います。
わが子はこの色水遊びにはまってしまい,一時期毎日のようにやっていました…お花紙もなくなるので100均に通う日々…(笑)
+α 作った色水は紙すきで新たな色紙に★
作った色水はお花紙が細かく溶けているので,そのまま流すと詰まってしまう可能性があるのが難点です。結果我が家でははじめは排水溝・生ごみ用ネットに色水を通して,紙を捨てていたのですが,なんだかもったいなかったのでネットを使用して紙すきのようにお花紙を広げて濾して乾燥させてメッセージカードやしおりにしてみました☆
単色でもよし,いろんな色が混ざっていても可愛く,色水遊びと一緒に紙すきもできるのは1つで2度おいしい感じがしました(^^♪
まとめ
お花紙を使った色水遊びは,通常の色水遊びと同様に子供が実際の色を観察することができ,最後にちょっとした楽しみも付いてくる,我が家では人気の遊びになりました☆
絵具を使うには心配…というときは試してみる価値ありだと思います☆
紙漉きを楽しむ目的でも面白いと思います。
ぜひおためしください★
最後まで読んでいただきありがとうございました☆