初めての育児でわからないことだらけなのに,「どこに相談したらいいのかな」「こんなこと聞いてもいいのかな」と思い,なかなか相談できず困っていませんか。そんな方に,私が頼らせてもらっていた窓口を1つご紹介します。
今回ご紹介するのは森永の育児相談窓口「エンゼル110番」です。わが子が生まれてから,ほとんどワンオペ育児で相談相手もなかなかいない中で私が頼らせてもらったものの1つです。その経験をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめです
□初めての育児でわからないことがあるがどこに相談したらよいかわからない
□相談したいことがあるが「この程度で相談しても良いのか」と迷っている
□相談窓口を利用してみたいが電話をかける勇気が出ない
□「育児に関する電話相談窓口」がどんなものか知りたい
□森永のエンゼル110番について興味がある・使ってみようか悩んでいる
エンゼル110番とは
エンゼル110番は育児に関する無料電話相談サービスです。
妊娠中のお母さんから育児でお悩みのパパなど、小学校入学前までのお子さんをお持ちの方を対象にしたサービスです。
【受付時間】月曜日〜土曜日 10:00〜14:00(日曜祝日・年末年始を除く)
【フリーダイヤル】 0800-5555-110
(フリーダイヤルをご利用いただけない時はこちら 03-3798-8230)
【相談内容】
- 妊娠中と産後の生活
- 授乳について
- 離乳食・食事について
- 体についての小さな気がかり
- 心の成長としつけ
- 赤ちゃんをめぐるママの人間関係など
かなり幅広い分野に関して相談に乗ってくれます。
詳細はエンゼル110番の公式ホームページで確認してください。
公式ホームページhttps://www.angel110.jp/
エンゼル110番のホームページを見るだけでも問題が解決することがあるくらい情報量は豊富なページだと思います。また,よくある質問も載っていますので,それを見て,こんな些細なことでも答えてもらえるなら電話してみようかなと思えたりもしました。
エンゼル110番に電話してみて…
つながりやすさ
相談対応時間は平日の10時~14時の4時間と短く,つながるまでに時間かかることもあります。私の場合は20~30分くらい待ってかけなおすとつながり,基本的にはその日のうちに相談できました。
数回利用した際の相談員さんの情報共有の状況
何度か別の要件で電話をかけても,以前の相談内容・子供の月齢年齢を把握して相談にのれるようにコード番号を用いて情報共有してくれているので,2回目以降そのコードを伝えることで「以前お電話くれた○○君のことですね。今は〇歳くらいでしょうか。」という形でスムーズに相談に進めました。
相談した内容と回答
相談した内容と回答いただいた内容を一部簡単にですがご紹介します。
【生後7か月の時】
①2回食を始めたが,食事量が増えずなかなか食べてくれない。どうしたらいいか。
→2回食の時点では,「食事から栄養を取るために量を摂取する」ことよりも,「毎日同じ時間に食事をするという習慣をつけること」が大切。嫌がったときは1口しか食べていない時でも離乳食は終了してよい。食事にあまり興味がないことも考えられるので,ママがご飯食べているところをなるべく見せてあげるようにする。
②最近夜間に目をつぶったまま突然大泣きしだすことがあるが夜泣きなのか。どのように対応するのが良いのか
→寝言泣きのこともあるので少し様子を見てもいいが,体や頭が覚醒してきてしまう前にとんとんしたり抱っこして寝かせてあげる方が良い。一番避けた方が良い対応は,毎回泣くたびに授乳をするという対応。授乳しないと寝なくなってしまうのは後にママの負担になってくる。
【10か月】
①フォローアップミルクとただの粉ミルクの違いは?
→粉ミルクはそれだけで赤ちゃんが育つようは成分できている。離乳食が進むと,ミルクやおっぱいが牛乳のような役割になってくるが,離乳期は特に鉄分の不足が心配される。ファローアップミルクは鉄分やカルシウムが強化されており、離乳食の時期に不足しがちな栄養素を補えるように作られている商品である。
②フォローアップミルクをどのようなタイミングであげたらよいかわからない。そもそも使った方が良いのか。
→離乳食完了期まで(だいたい1歳半くらいまで)は食事+ミルクが必要と言われている。そのため,離乳食が始まってもミルクや牛乳の付加が必要ではあるが,おっぱいからの授乳や哺乳瓶を使用した授乳である必要はなく,食事にストローやコップを使用し飲めればよい。離乳期は鉄分・カルシウムが不足しがちになるので,栄養素を補えるフォローアップミルクがおすすめ。
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③授乳をどのように減らしていったらよいかわからない
→どのタイミングから減らしても良い。ママと赤ちゃんの都合の良いタイミングから始める。おっぱいの張り具合を見ながら調整する。あげなければ次第に母乳の作られる量は減っていくため,突然長い間授乳をやめるよりは,間隔がうまくあくようにタイミングを考えて減らせるとよい。
もっと詳しくお話していただきましたが,メモに残っている内容を簡単にまとめた程度の記載にしてありますので,そう思って読んでくださいね。
相談員の方の印象
どんな資格を持った人が相談に乗ってくれているのだろう・・・と思うほど,育児に関する知識が幅広く,対応も丁寧で驚きました。離乳食から夜間の夜泣き・歯のことまで,同じ相談員さんが解答してくれ,もちろん「全部がその通り!」と納得いくわけではないこともあるとは思いますが,「そういう手もあるのか」「そうしてみたらいいのか」と自分なりに納得のいく回答をいただけることが多く本当に助けられました。
なにより,「それだとお母さんは困りますよね。大変ですよね。」とこちらを気遣ってくれる様子が本当にありがたかったです。もちろん相談員さんによっても対応は違ってくるのかもしれませんが,電話してよかったと私は毎回思えました。
まとめ
なかなか育児の悩みを知らない人に相談する,窓口に電話するというのは最初はかなり抵抗がありますよね。こんな些細なこと聞いていいのかな…こんなこともわからないのか,自分で考えないのかと思われないか…私も初めはそんなことばかり考えていました。しかし,わが子のために恥をかいてもいいから聞いてみようと思い意を決して電話をしました。エンゼル110番は私にとってはそんな心配を吹っ飛ばしてくれるような窓口でした。そして,もっともっと周りの人に頼ってみようかな,聞いてみようかなと思えるようになっていきました。
今,わからないことだらけで誰にも聞けずに悩んでいるママがいれば,今回の記事を見て「1回使ってみようかな」と思えるきっかけになればうれしいです。