出産を迎える人の多くは,こどもとの時間を記録するために育児日記を書き始めると思います。生まれてからの育児日記は基本的に1年分記載できる形のものが多いと思います。
「1年書き終えた後,どうしよう…」
続けるかどうか,続きは何を使ってどのように書いていこうか悩みませんか。
私自身は悩んだ末に,手帳式のノートを利用して育児日記を書き続けることにしました。
結果,子供2人分の育児ノートをのらりくらり今も書き続けることができています。
実際に育児日記を手帳式のノートで継続してみて感じた,育児日記をノートで書き続けるメリット,私自身が継続できている育児日記の具体的な記載内容をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
□育児日記を続けるか迷っている
□育児日記をアプリにするかノートにするか迷っている
□育児日記を続けて書くメリットが知りたい
□1歳以降も育児日記を続けたいがなにを使ったらいいかわからない
□1歳以降も育児日記を続けたいが何を書いたらいいかわからない
アプリでなくノートで育児日記をつけるメリット・デメリット
スマホのアプリもたくさんあり,1歳以降はアプリに変えようとも考えたのですが,最終的にノートを選んで続けてみて感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
・ノートを正しく保管すれば記録が長く残せる
何年・何十年だってもノートを保管しておけば,いつか見返したりこどもに見せてあげたりできます。昔は授業で自分が生まれた時のこと,小さいときのことを調べるというようなものがありましたが,今はどうなのでしょうか…そんな時にも,資料として渡してあげられますね。
・スマホを見る時間が減る
アプリで入力は手軽ですがスマホを見て入力が必要です。私自身,入力に夢中になってしまい子どもの前でスマホを触る機会が増えてしまいそうだったのでノートを選択しました。
・自分の書きたいようにアレンジできる
決まった形に入力するのも簡単でよいのですが,ノートに書く方法で日記をつけると自分が必要な項目を記載することのできるオリジナルの育児日記が作れます。自分や子供の状態に合わせて使えるのがとても便利です。
・子供の描いた絵や作った作品も記録とともに一緒に残せる
子供が作ってくれた折り紙の作品やお絵描きの絵をそのままノートに貼って取っておくことができます。その日その時の出来事の記録とともに,写真など画像ではなくそのものを残すことができます。
ノートに貼ってあるのは子供が作ってくれた作品です。オレンジの紙ははさみを使えるようになったばかりの頃に折り紙を半分に切って作ってくれたタコです。もう一つはさらに大きくなってから作ってくれたピザです。はさみで丸も切れるようになってきていて成長を感じました。
デメリット
・ノートに向かって記載する時間を作る必要がある
スマホアプリの場合は子供と一緒にいる時もちょっとした時間に入力できます。しかし,ノートを使用している場合はノートが手元に必要で,さらに記載する時間が必要です。そのため,子どもが寝ている時間などノートと向き合う時間を作る必要があります。
・書くのが苦手な人には大変な作業である
既定の形があるものでも,「紙に文字を書く」ということは変わらないので,それ自体が苦痛である場合はお勧めできません。
・何をどのように書くか自分で考える必要がある
アレンジが利くというメリットの裏を返せば,どのような形のノートにどんな項目をどのように書くのかを自分で考える必要があります。
1歳以降も育児日記を書き続けるメリット
①子供の毎日の健康状態の観察ができる
検診や幼稚園を控えて書類記載をしていると平熱を記載する必要があったり,病院受診するときには排せつの様子や食事内容を聞かれることがありますね。そんなときに,育児日記に記載しておくと何日もさかのぼって確認できるので役に立ちます。また,子どもの「正常」を理解しておくことは「異常」に気づくのにも役立ちます。
体温・食事内容・排せつに関して記載するようにしていますが,排せつは,便の性状がいつものと違うときはそれを記載したり,トイトレ中はおむつへの排せつとトイレでの排せつをわかるように記載しています。そうするとトイトレの進行状況も追って確認していけます。
②こどもとの1日を冷静に振り返ることができる
育児日記には必ず毎日一言でもいいからその日の日記を書くようにしています。良かったことも悪かったことも,それに対する自分の気持ちや,1日を通して思ったことなどです。そうすることで,その時は何とも思っていなかったことに発見があったり,ついカッとなってしまった出来事を客観的に振り返ってどうだったのか考える機会になります。
3歳になったわが子の育児日記は,食事内容などはなくして,その分1日3つ子供が頑張ったこと・できたことを記載するようにしています。そうすると,「今日はぐずってばっかりで自分も怒ってばっかりの一日だったな…」と思う日でも,何かしら子供の良いところ・頑張っていたところが見えてきます。そうすると「大変なこともあったけど,今日もこんな成長があったんだな」「この子にはこんないいところもあるんだな」ととらえなおせるようになります。
③2人目以降に経験を活かせる
私が育児日記を付け続けている理由の最も大きなものはこれです。
1人目を産み,育ててみて,育児書を見てもその通りに行かないことが多く,育児はほんとに難しいと感じました。しかし,その中でも実際に自分が経験したこと,対処した方法は特に役に立つ情報ではないかと感じています。なぜなら,子どもは違えど同じ環境・同じ親が育てるからです。
成長発達に関してできるようになったこと・困ったことと,どのような対処を取ってどうなったのかを毎日の日記の部分などに記録していくように心がけていました。あとは,育児中に得た情報も目に付くように記載していました(たとえばフォローアップミルクの量や歯磨き粉の選び方など)。
1人目だといろんな育児書とにらめっこしながら「そろそろこれができる時期かな」と思い,いろいろ挑戦させていましたが,2人目となると育児書をじっくり見返す暇もないので,夜のちょっとした時間に1人目の育児日記を見ながら「上の子の時は○か月から歯磨きしてたからそろそろやるか」と思ったり,「フォローアップミルクはこの子ならこれくらいでいいか」と確認していました。
様々な情報も改めて調べなくても1人目の時に集めた知識が育児日記に集約されているのでとても役立っています。
1歳以降使用している育児ノート
CampusDiaryシリーズです☆
1歳まで使用していた育児日記と同じA5の大きさで,手帳の中身の形も複数種類が存在するので,自分に合ったものを選びやすいのが特徴です。
また,デザインがシンプルなので自分でデコレーションするもよし,シンプルなまま使用するもよし,使い勝手の良さが私は気に入っています。
私は,1歳からは1歳までの育児日記と似た形式の手帳を使用し,その次の年からはまた別の形を使用しています。
内容は?どんなことをどんなふうに書いているの?
私の実際の育児日記の使い方をご紹介します。
1歳になってから
時間軸が細かく記載されたタイプのものを使用しました。
時間軸が細かく記載されているので,線を追加することで1歳までの育児日記に近い形にして使用できます。
記載内容は体温・排せつ・授乳・離乳食などです。
具体的には写真の①~⑥に【①体温,②睡眠,③尿,④便,⑤授乳や離乳食,⑥離乳食のメニューや一言日記】という感じで記載しています。実際の写真がこちらです(見にくくてすみません)↓↓
上の子は離乳食をなかなか食べてくれない子だったので,食事内容や摂取量,食材の得意不得意を簡単に記載していました。食事内容を書いておくと,アレルギーが出た時にアレルゲン食材を見極めるのに役立つかな?とも思い記載していました。
2歳になる年から
見開きで片面に1週間のスケジュールの枠があり,もう片面にメモページのついたものを使用しました。
日付のページは1日の枠を4等分して,
①に体温・排せつ・昼寝時間を記載,②に朝・昼・夕の食事内容を記載しました。
③のメモページにはその日の日記を書くようにしていました。
実際に記載したものがこちらです(見にくくてすみません・・・)↓↓
3歳になる年から
形は2歳の年のものと同じものを使用しています。
日付のページは1/4あたりで線を引き,①は2歳の時と同様に体温・排せつ・昼寝時間の記録を記載し,②にはその日にできたこと・頑張ったことを3つ探して記載するようにしました。具体的には「挨拶ができた」「ご飯をたくさん食べた」「できなかったパズルが1人でできた」などです。③のメモページは今までと同様です。
実際がこちら↓↓
まとめ
1歳以降におすすめの育児日記用手帳と育児日記を付け続けるメリットをご紹介しました。
そこまで頑張って続ける気はなかったのですが,なんとなく書いておいてみようと思いついに4年目を迎えようとしています。
育児日記はつけておくと役に立つことも多く,子どもにとっても自分にとってもプラスになることもたくさんあります。しかし,自分にとって苦ではない程度で続けていけるのが一番ではないかと思います。
既成の育児diaryもとてもかわいく魅力的ですが,自分が書きやすいようにアレンジできる手帳を使うのもおすすめですよ★
ちなみに,空きページには子供が好きだったメニューなどをメモしておいたりしました☆2人目の時にも役に立ちました☆
将来大きくなったわが子と一緒に育児日記を見て「お母さんこんなこと書いてるよ(^^」と笑いながら話せる日が来るといいな…とちょっと夢見ている今日この頃です。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
mamamaru🍀
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